英語の参考書(良書)を分類!〜高校英語編〜
このページでは、高校英語をマスターする上で使える英語の参考書を、「読み物」「分野別」「切り取り」「辞書的」の4種類に分類しています。
また、分類した結果、どの参考書を読めば、効率的に、かつ、英語学習で挫折することなく、高校英語が身に付くのかも明らかにしています(つまり、お勧めの英語の参考書を紹介しています)。
というわけで、高校英語をマスターしたい人には必見のページです。
ただし、実際には、この4つに完全に分類できるわけではなく、4つの性質のうち、複数の性質を持つ参考書もあります。なので、レーダー図を使っていきます。
また、勉強は積み重ねで、英語学習も例外ではないので、基礎英語があやふやだなと思う人がいれば、以下のページから読んでください。
>英語の参考書(良書)を分類!〜中学英語編〜
※)当サイトでの分類方法の詳細は以下のページにあります。
英語の参考書を、「読み物」「分野別」「切り取り」「辞書的」の4つに分類
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高校英語の参考書の分類〜辞書的
まずは、「辞書」のように細かい論点まで掲載している英語の参考書から紹介します。
最初は、受験では有名な「forest」です。
forestは、まさしく「辞書的」な英語の参考書です。これ1冊あれば、細かい論点まで学習できますが、あまりに分厚くて、細かいので、1ページ目から読もうと思えば、挫折してしまうかもしれません。個人的には、絶対に買うべき英語の参考書だと思いますが、この1冊だけで英語学習をすることはお勧めできません。
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総合英語Forest
次に、「英文法解説」です。
これは、forestと同じ系統の英語の参考書です。どちらかを買えばいいでしょう。
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英文法解説
次に、「ロイヤル英文法」です。
これも、forestと同じ系統の英語の参考書です。
当サイトで指摘したように、市場には、同じような参考書があふれていますので、上記の3つの英語の参考書の中から、どれを選ぶのか決める必要があると思います。辞書的な英語の参考書は1冊もあれば十分ですので。
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ロイヤル英文法―徹底例解
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高校英語の参考書の分類〜読み物
次に、「読み物」の英語の参考書の紹介です。
高校英語の勉強をはじめる前に読むといいガイダンス的な参考書は、「眺めてわかる英語の本(あさ出版)」です。この本は、一冊で、中学英語と高校英語を学習できますし、一番の特徴は、中学英語を、あまり見かけない切り口で復習しているところです。中学英語に自信があっても、高校英語の勉強を始める前に、まず、読むべき参考書です。
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1日1分!眺めてわかる英語の本
次に、「日本人の英語(新書)」です。
この本は、少し難しいので、高校英語がわかってからでないと、厳しいかもしれませんが、いずれ読むべきだと思うので、今のうちに買っておいても損はありません。古い本ですが、良書です。英語が得意になった後に読むと、読み物みたいに、読み進めていくことができます。
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日本人の英語(新書)
高校英語の参考書の分類〜切り取り〜
次に、「切り取り」の英語の参考書です。
まずは、「世界一わかりやすい英文法 の授業」です。
この参考書は、当サイトでも指摘した「煽ったタイトル」だとは思いますが、個人的には、かなり、わかりやすい良書だと思います。予備校講師だけあって、わかりにくい個所だけに限定して、丁寧に解説されているので、読んでおいて損はありません。
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世界一わかりやすい英文法 の授業
次に、NHKでも話題になった「ハートで感じる英文法」です。
この参考書は、テレビに出演している著者が書いているだけあって、マスコミの影響で売れている面もありますが、わかりやすいところもあるので、読んでおいて損はありません。この参考書では、イメージをつかむと、英会話ができるようになると主張されています。ただ、イメージにこだわるばかりに、一部だけ、わかりにくい個所もあるので、注意も必要です。
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ハートで感じる英文法
最後に、「NEW・山口英文法講義の実況 中継 」です。
予備校の講師の授業を、そのまま参考書にしたイメージの本です。この本も、わかりにくいところに限定して、わかりやすく解説されているので、読んでおいて損はありません。
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NEW・山口英文法講義の実況 中継 (上) 高校英語
NEW・山口英文法講義の実況 中継 (下) 高校英語
高校英語をマスターできる英語の参考書
高校英語をマスターするために必要だと思われる手順を紹介します。
1.「読み物」的な英語の参考書で勉強します。
高校英語の学習を始める前に、まず読むといいガイダンス的な英語の参考書は「眺めてわかる英語の本」です。この本を読んで、高校英語を勉強するのと、読まずに勉強をするのとでは、天と地ほどの差がでてきます。
・1日1分!眺めてわかる英語の本
2.「切り抜き」の英語の参考書から、1冊を絞って、それで勉強します。
1を最初に読んだり、中学英語が理解できていれば、「分野別」の参考書で学習しなくても大丈夫だと思います。というわけで、「切り抜き」の英語の参考書から、1冊を絞って、それで勉強します。これで高校英語の骨格ができると思います。ちなみに、個人的には、「世界一わかりやすい英文法の授業」がいいと思います。
3.分野別の英語の参考書を購入する
2の参考書を読んで苦労したり、テーマ別に、もっと勉強したい場合は、書店に行って、受験英語のコーナーに行きましょう。そこに「ドリル形式」で書き込むことができる英語の参考書があるので、それで学習を進めていけばいいでしょう。この際、できるだけ薄い参考書を選ぶと挫折しにくくなります。
4.「辞書的」な英語の参考書を購入する
ただし、「forest」「英文法解説」「ロイヤル英文法」は、同じような参考書なので、このうち1冊を買うといいでしょう。
5.わからない箇所がでてくれば「切り抜き」の英語の参考書を読むといいでしょう。切り抜きの英語の参考書は、それぞれ解説手法が異なりますので、すべて購入するといいと思います。